資格:整理収納アドバイザー
クローゼットに服が多すぎて、服の管理ができていなかったり、服を探すのに時間がかかったりする方も多いのではないでしょうか。普段着ない服などは、トランクルームに保管することをおすすめします。
本記事では、トランクルームに服を保管する方法について解説します。トランクルームの選び方や、服を保管する前にやるべきことについてまとめました。
本記事を読めば、トランクルームに服を保管する方法が分かり、クローゼットの中をすっきりさせられます。服が多くて困っているという方はぜひ参考にしてください。
トランクルームは服を保管するのに最適
トランクルームとは月額料金を支払うことで、専用の保管場所をレンタルできるというサービスです。トランクルームは自宅に収納し切れないものを保管するのに使ったり、引っ越し時の一時的な荷物置き場として使ったりすることができます。
トランクルームには家具・家電やアウトドア用品、本などさまざまなものを保管できます。また、トランクルームに服を保管している方も多いです。
服は心理的に捨てにくいと感じる方が多くいます。また、服は毎年買っている方も多く、ついついクローゼットに溜め込んでしまう場合があります。
クローゼットがいっぱいになると、どれが必要な服か分かりにくくなり、服を取り出すのが大変です。また、取り出す際に誤って服を破ってしまうリスクもあります。さらに、クローゼットに隙間がないと、湿気がこもりやすくなり、服にカビが生えやすくなってしまいます。
このような問題は、トランクルームを活用すれば解決します。トランクルームに着る頻度が少ない服を保管すれば、クローゼットの中をすっきりさせられます。また、トランクルームによっては保管環境が良好で、カビが生えにくい場合があります。
トランクルームに服を保管する方法
トランクルームに服を保管する場合、服を畳んで段ボールに入れるケースが多いです。段ボールに入れれば運びやすいですし、保管場所のスペースを節約できます。また、衣装ケースごと服を保管することも可能です。
コートやジャンパーなど畳みたくない服に関しては、ハンガーラックを持ち込んで、吊るして収納する方法も選択できます。
服を保管する場合のトランクルームの選び方
トランクルームにはさまざまな種類があり、服の保管に適していないものも中にはあるので、サービス選びに気をつける必要があります。
服を保管するためにトランクルームを活用したいという場合、次の5つを満たしているサービスを選ぶことをおすすめします。
- 屋外型ではなく室内型か
- 空調完備されているか
- 24時間取り出し可能か
- セキュリティは優れているか
- 長期の保管にも対応しているか
ひとつひとつのトランクルームの選び方について詳しく解説していきます。
屋外型ではなく室内型か
トランクルームは屋外型ではなく室内型を選ぶことをおすすめします。室内型は服の保管に適した環境が整っている場合が多いためです。
屋外型は基本常温保管となり、夏場などは湿度・温度が上がってしまう場合があります。湿度・温度が高いと、服にカビが生えやすくなってしまいます。
また、屋外型は外と繋がっているため、外からホコリなどが入り、服を汚してしまう可能性もあります。加えて、害虫などの被害にも遭いやすいです。
もちろん屋外型にも、「重い荷物をすぐに中に入れられる」などメリットはあります。ただし、服の保管には適していないと言えるでしょう。
空調完備されているか
服を保管するなら、空調完備されているトランクルームを選びましょう。エアコンと除湿機が付いているトランクルームは保管場所の温度が一定に保たれています。そのため、服にカビが生えにくいです。また、服以外にも家電などが錆びにくいメリットがあります。
屋外型には空調は完備されていません。また、室内型であっても必ず空調完備されているわけではないため注意が必要です。ホームページなどで保管環境を事前に確認しましょう。
空調が完備されているトランクルームを使い、更に自分で除湿剤を置いたり乾燥剤を段ボールに入れたりすることで、カビが生えるリスクをかなり下げられます。
24時間取り出し可能か
保管場所にいつでも立ち寄って荷物を取り出せるかどうかも、確認しておきましょう。特に服は、急に必要になる場合が多くあります。
たとえば、冠婚葬祭で使う服などは、急に必要になる可能性が高いです。トランクルームに入れる時間帯が限られていると、服を取り出せず困ってしまう場合があります。
特に宅配型のトランクルームを使う場合は注意が必要です。宅配型は荷物の保管・取り出しをスタッフに任せられるタイプのトランクルームであり、荷物を運ぶ手間がかからないのがメリットと言えます。反面、荷物を好きなタイミングですぐ取り出せなくなってしまいます。
セキュリティは優れているか
服を保管するならトランクルームのセキュリティ面も確認しましょう。そこまで心配しすぎる必要はありませんが、トランクルームに保管した服が盗まれてしまう可能性もゼロではありません。万が一被害に遭った場合、精神的なショックも大きいです。
セキュリティレベルの高いトランクルームは警備会社と連携しており、防犯カメラや人感センサーなどの警備システムを搭載したり、スタッフが巡回したりしています。
そのため、安心して服を保管可能です。セキュリティ対策に関しても、各ホームページで確認することができます。
長期の保管にも対応しているか
短期だけでなく、長期の保管に対応しているかも確認しておきましょう。
トランクルームの場合、基本的に長期保管に対応しています。しかし、クリーニング会社が行っている衣類預かりサービスの場合、長期の保管には対応していない場合が多いです。
「オフシーズンの服を保管したい」「しばらく着ない服を保管したい」という場合、数ヶ月しか活用できないサービスだと困ってしまいます。
トランクルームに服を保管する前にやるべきこと
続いて、トランクルームに服を保管する前の準備について解説します。トランクルームに服を保管する前にやるべきことは次の4つです。
- 持っている服を整理する
- 洗濯・クリーニングしてから保管する
- 服を分類ごとにまとめて収納しておく
- 防虫対策を行う
ひとつひとつの準備内容について詳しく解説していきます。
持っている服を整理する
トランクルームに保管する前に、持っている服を整理しましょう。破けている服や今後着る機会がないと思われる服は、断捨離しておくことをおすすめします。不要な服までトランクルームに保管すると、余分にスペースを使ってしまうためです。
洗濯・クリーニングしてから保管する
トランクルームに保管する服はしっかり洗濯・クリーニングしましょう。皮脂汚れが付いていたり汗が染み込んでいたりする服は、カビが生えやすくなってしまいます。
特にスーツやジャケットなど、洗う頻度が少ない服は洗い忘れに注意してください。洗濯機を使えない服は、クリーニングに出したうえで保管しましょう。
服を分類ごとにまとめて収納しておく
トランクルームに服を保管する際は、分類ごとにまとめておくことをおすすめします。分類ごとにまとめれば、後で必要なときにスムーズに取り出すことが可能です。逆に分類分けがされていないと、全部の段ボールを一度開けないといけなくなります。
また、段ボールみたいに中身が見えない場合は、マスキングテープなどを使ってどの種類の服を入れているか記入するのがおすすめです。
防虫対策を行う
トランクルームに服を保管する際は、防虫対策を行いましょう。服は虫食いの被害に遭う可能性があります。
段ボールや衣装ケースには、洋服と一緒に防虫剤を入れておくのがおすすめです。また、あまりに詰め込みすぎると防虫剤の効果が弱くなるので、適度にスペースを空けておきましょう。
トランクルームに保管するのに適した服
トランクルームは、下着など毎日着るような服を保管するのには適していません。逆に、次のような服を保管するのにトランクルームは適しています。
- 冬服
- 特定イベントで着る服
- アウトドア用の服
- 子ども服
これらの服の保管になぜ適しているのか解説していきましょう。
冬服
冬に着るコートやジャケットは、クローゼットの中を圧迫してしまいがちです。また、夏の間しばらく見ないうちにカビが生えてしまう場合もあります。コートやジャケットは、ハンガーラックに吊るしてトランクルームに収納しましょう。
特定イベントで着る服
冠婚葬祭で着るための着物やスーツ、ハロウィンやクリスマスなどで着る服もトランクルームで保管するのに適しています。
年に1回着るかどうか分からない服がクローゼットを占領してしまうのはもったいないです。それに、普段着る服と混ざってしまうと、管理が面倒になってしまいます。
また、着物やスーツは洗濯機で洗えない場合が多いですし、値段も高いので、自宅のクローゼットよりも良好な環境で保管したいものです。
アウトドア用の服
山登りやサーフィン、キャンプなどアウトドアで着ていくための服も、トランクルームでの保管に適しています。これらの服も着る頻度はかなり少ないですし、かさばるものが多いです。
子ども服
着なくなった子ども服もトランクルームでの保管がおすすめです。
子どもの成長は早く、新しい服を毎年買わないといけなくなります。去年着た服が今後必要になる可能性は低いので、親戚などにプレゼントしたい方も多いでしょう。
親戚に子ども服を譲るなら綺麗な状態を保ちたいものです。しかし、自宅のクローゼットに眠らせておくと、虫食いやカビの被害に遭う可能性があります。
服を保管したいなら『トランクルーム東京』がおすすめ!
トランクルームを初めて利用する方は、どのサービスを選ぶべきか分からない場合がほとんどかと思います。服を保管する場合は、『トランクルーム東京』がおすすめです。
『トランクルーム東京』は東京を中心に展開している室内型のトランクルームサービスであり、次の3つの強みを持っています。
- エアコン・除湿機完備でカビの心配が少ない
- 利用料金がリーズナブル
- 利用開始までがスピーディー
ひとつひとつの強みについて詳しく解説していきます。
エアコン・除湿機完備でカビの心配が少ない
『トランクルーム東京』は全店舗にエアコン・除湿機が完備されています。湿度・温度はほぼ一定に保たれているため、服にカビが生える心配は少ないです。
利用料金がリーズナブル
『トランクルーム東京』はエアコン・除湿機を完備していながら、料金がリーズナブルなのも特徴です。料金形態がシンプルで分かりやすく、初回のみ鍵の発行料がかかりますが、それ以降は月額料金のみ支払えば良くなります。
トランクルームサービスは、月額料金以外にも敷金・礼金などがかかる場合があり、トータルの料金が高額になってしまうものも多いです。
利用開始までがスピーディー
『トランクルーム東京』は利用開始までの手間がかからないのも強みです。申込・契約はすべてオンラインで済ませられ、対面で契約書を書く必要はありません。
また、店舗によってはQRコードで施錠する仕組みになっており、鍵の受け取りが不要な場合もあります。鍵の受け取りが不要な場合、契約当日に利用することも可能です。
服の整理整頓は思い立ったときにすぐ終わらせる方が良いでしょう。「明日始めよう」と考えていると、いつまでも整理できなくなってしまいます。思い立ったときにすぐ整理するためにも、利用開始までがスピーディーなトランクルームサービスがおすすめです。
まとめ
本記事ではトランクルームに服を保管する方法について解説しました。トランクルームの選び方や、服の正しい保管方法などがお分かりいただけたかと思います。
服を保管する場合、まず重視したいのが空調があることです。空調によって一定の湿度・温度を保っているトランクルームは、服の保管に適しています。あとは、利用料金の安さやサービスの手厚さなどを踏まえて選ぶと良いでしょう。
どのサービスを使えば良いか分からない方には、『トランクルーム東京』をおすすめします。全店舗にエアコン・除湿機が設置されており、服の保管には最適な環境です。