資格:整理収納アドバイザー
スノーボードの適切な保管方法が分からない、という方も多いのではないでしょうか。スノーボードの保管方法を誤ると、金属部分が錆びてしまったり板が変形したりする可能性があるので注意が必要です。
本記事ではスノーボードの適切な保管方法について解説します。正しい保管場所や置き方についてまとめました。
本記事を読めば、スノーボードの保管方法を理解でき、1つのスノーボードを長く愛用できるようになります。スノーボードの保管方法に悩む方はぜひお読みください。
スノーボードを保管する前に行うべきこと
スノーボードを保管する前には次の4つを行っておくことをおすすめします。
- スノーボードの乾燥・掃除
- スノーボードのワックスがけ
- 傷・劣化状態の確認
- バインディングを外して保管
これらを行うことは、スノーボードの劣化防止に繋がります。1つ1つの作業について詳しく解説していきます。
スノーボードの乾燥・掃除
スノーボードを使い終えたら、まず表面の汚れを落とすことが大事です。放置すると、汚れが定着してしまいます。また、錆が付いてしまう原因にもなります。
スノーボードはタオルでしっかり乾拭きしましょう。その後、壁に立てかけて乾燥させます。毎回乾燥させれば、スノーボードを入れるケースにカビが生えることもなくなります。
スノーボードのワックスがけ
何日か使ったスノーボードにはワックスがけを行うことが大切です。ワックスを付ければ、ソール(滑走面)の酸化を防ぐことができ、スノーボードを操作しやすくなります。スノーボードの上達や安全面に関わってくるので、ワックスがけは忘れずに行いましょう。
「ワックスを付けると滑りやすくなるのでは?」と思われがちですが、むしろ逆で、ワックスを付けないと上手く操作できず、怪我に繋がる可能性があります。
ワックスをかけたことがない方は、スノーボードショップで以下の道具を購入しましょう。
- リムーバー
- 生塗り用ワックス
- コルク
リムーバーはソールを磨いて汚れを落とすためのもので、コルクはワックスを伸ばすためのものです。まず、リムーバーをソール全体に吹きかけ、キッチンペーパーで汚れを拭き取っていきます。続いて、スノーボードにワックスを塗り、コルクで全体に伸ばしていきます。
こまめにお手入れすることで、スノーボードの劣化を防ぎ、長持ちさせられます。ただ、リムーバーは使いすぎるとソールを傷める原因になるので使用頻度は少なくて良いでしょう。
傷・劣化状態の確認
スノーボードに傷がついていたり形が変わっていたりしないかも保管前に確認しましょう。もし傷がついているなら、すぐに解決した方が良いです。特にソール部分は直接地面に接触するので傷つきやすいです。傷を放置すると広がってしまい、そこから水が入って腐敗が進んでしまう可能性もあります。
傷がついていたら、メンテナンスを行いましょう。ただ、傷の修復を自分でするのは難しいので、チューンナップ専門店に依頼するのがおすすめです。
また、スノーボードの金属部分が錆びていないかもチェックしましょう。錆びも早期発見が大切で、放置していると修復できなくなります。錆びが見つかったら、エッジエライザーを使いましょう。エッジエライザーで擦ることで、錆びを除去できます。
バインディングを外して保管
スノーボードのお手入れが終わったら保管します。保管する前にバインディング(ブーツをボード板に固定する器具)を外しましょう。バインディングを付けたままだと、スノーボードに負荷がかかってしまい、変形する恐れがあります。
スノーボードの保管場所・置き方に関する注意点
スノーボードの保管場所や置き方に関する注意点を解説します。注意点は次の4つです。
- 車内に置きっぱなしはNG
- 側面で立てた状態で保管するのがベスト
- 直射日光が当たる場所に保管しない
- 物置など湿気がこもる場所に保管しない
これらの注意点を意識しないと、スノーボードが変形したり錆ができてしまったりする場合があります。1つ1つの注意点について詳しく解説していきます。
車内に置きっぱなしはNG
明日も滑る予定があるからといって、スノーボードを車内に置きっぱなしにするのは良くありません。車内は冬場であっても、湿度が高くなってしまいます。湿度が高くなるとカビが発生したり、金属部分が錆びてしまったりする可能性があります。
また、スノーボードを不安定な場所に放置すると、板が変形する場合もあります。スノーボードは必ず車内から出すようにしましょう。
側面で立てた状態で保管するのがベスト
スノーボードを保管する際は、縦置きと横置きのどちらが良いか悩む方が多いかと思います。縦置きと横置きはどちらにもメリット・デメリットがあります。
縦置きは収納に広いスペースを必要としないのがメリットです。ただ、スノーボードにかかる負荷が強くなってしまうのがデメリットです。
逆に横置きはスノーボードにかかる負荷は強くありませんが、収納スペースをかなり陣取ってしまうのが難点です。
おすすめはスノーボードを側面に立たせて保管することです。側面に立たせれば、スノーボードにかかる負荷をだいぶ減らせます。
直射日光が当たる場所に保管しない
スノーボードは直射日光が当たる場所に保管しないことも大事です。
スノーボードはプラスチックでできています。プラスチックは直射日光に弱く、変色したりヒビ割れしたりする可能性があります。
ベランダなどの外に保管するのは良くありません。また、家の中でも日光が当たりやすい場所は避けて保管しましょう。
物置など湿気がこもる場所に保管しない
スノーボードは屋外の物置など湿気がこもる場所には保管しない方が良いです。
外で使った用品は屋内に持ち込まず外にしまいたい、という方も多いかもしれませんが、スノーボードは物置での保管に適していないので注意が必要です。
物置は湿気が非常にこもりやすく、スノーボードの劣化に繋がってしまいます。また、普段目を通さない場所なのでオフシーズンの間ずっと保管しておくと、いつの間にか錆びてしまったりカビが生えたりする場合があります。
スノーボードは屋内で保管することをおすすめします。
スノーボードの保管場所
スノーボードの保管場所としておすすめできるのは次の3つです。
- 部屋
- クローゼットや押し入れ
- 室内型トランクルーム
各保管場所がおすすめできる理由、および保管する際の注意点について解説していきます。
部屋
スペースに余裕があるなら、部屋の中で収納するのがおすすめです。ラックやロッカーを使えば、スノーボードを綺麗に収納できます。また、賃貸でなければ壁にフックを取り付けて、板をかけるようにして収納する手もあります。
「見せる収納」を意識することで、スノーボードが部屋のインテリアの1つになってくれます。また、部屋に置けば、オフシーズンもスノーボードの劣化にすぐに気がつけます。
ただし、部屋の中でも直射日光が当たる場所はNGです。直射日光が当たると、スノーボードが変形してしまう恐れがあります。
また、リビングに置くと家族の邪魔になったり子どもが走り回ってぶつかってしまう可能性も考えられます。自分の部屋など家族の邪魔にならない場所に置きましょう。
クローゼットや押し入れ
クローゼットや押し入れにスノーボードを保管する手もあります。クローゼットや押し入れは直射日光が当たらないというメリットがあります。また、生活の邪魔にもなりません。
問題なのは湿気です。密閉されたクローゼットや押し入れは湿気がこもりやすく、スノーボードが錆びてしまう心配もあります。
クローゼットなどはしっかり掃除し、換気も定期的に行うことが大切です。加えて、除湿剤を置いて湿気対策を万全にしましょう。
また、クローゼットや押し入れが他の物で溢れている場合は、無理にスノーボードを収納しない方が良いです。空気の通り道が少ないので、湿気が余計にこもりやすいためです。また、他の物が圧力をかけてしまい、スノーボードが変形する恐れもあります。
室内型トランクルーム
自宅に保管できる場所がないなら、トランクルームを活用しましょう。月額料金を支払うことで、専用の保管場所をレンタルできるというサービスです。
ただし、トランクルームの中でも屋外型はおすすめできません。屋外に保管場所があるタイプは、温度・湿度の変化が激しくて、スノーボードの保管には適していないと言えます。
室内に保管場所があるタイプの方が、スノーボードの保管に向いています。室内型は空調完備されている場合もあり、温度・湿度が一定に保たれるためです。
また、宅配型のトランクルームも存在します。宅配型は宅配スタッフが保管場所まで荷物を運んでくれるタイプです。保管場所は基本室内ですが、取り出すのに手間がかかるのが難点です。自分で直接取り出すことはできず、スタッフに依頼する必要があります。
スノーボードを保管するなら『トランクルーム東京』がおすすめ!
トランクルームには様々な種類があり、中にはスノーボード保管に適していないタイプもあります。スノーボードの保管を目的とするなら『トランクルーム東京』がおすすめです。『トランクルーム東京』には次の3つの強みがあります。
- エアコン・除湿機完備でスノーボード保管も可能
- 利用料金がリーズナブル
- ほとんどの店舗が駐車場付き
1つ1つの強みについて詳しく解説していきます。
エアコン・除湿機完備でスノーボード保管も可能
スノーボードは湿度・室温が一定に保たれている場所に保管するのがベストです。しかし、そのようなトランクルームはあまり多くありません。オフシーズンの間ずっとトランクルームで保管した結果、スノーボードが劣化していたらショックだと思います。
『トランクルーム東京』は全店にエアコン・除湿機を完備しています。また、直射日光が当たらない環境で保管が可能です。そのため、スノーボードが劣化する可能性が低く、安心してオフシーズンの間保管できます。
利用料金がリーズナブル
スノーボードはそれなりにお金がかかる趣味です。そのためスノーボードの保管に更にお金を使うことに抵抗があったり、家族の理解を得にくい方もいるかもしれません。
『トランクルーム東京』は利用料金がリーズナブルです。初回のみ鍵の発行料が発生しますが、それ以降かかるのは月額料金のみであり、敷金・礼金など余計な料金は一切かかりません。利用料金が安いので、手軽に活用可能です。
ほとんどの店舗が駐車場付き
スノーボードをトランクルームまで運ぶ場合、多くの方は車を使うかと思います。しかし、トランクルームには駐車場がないタイプもあります。駐車場がない場合、近くのパーキングを使うことになります。パーキング代が別途かかるうえに移動も面倒になってしまいます。
『トランクルーム東京』はほとんどの店舗に駐車場が付いています。パーキング代を別途支払う必要がありません。また、駐車場に屋根がついている店舗もあり、雨に濡れずに移動可能です。
まとめ
本記事ではスノーボードの保管方法について解説しました。スノーボードの正しい保管場所や保管する際の注意点などがお分かりいただけたかと思います。
スノーボードは安いものではありませんので、長く愛用できるように大切に保管したいですよね。そのためには、保管場所の湿気や直射日光など、気をつけないといけないことが多くあります。自宅での保管が難しいという方もいるでしょう。
自宅での保管が難しい方はトランクルームの活用を検討しましょう。中でも『トランクルーム東京』は室内型で湿度・室温が一定に保たれており、スノーボードの劣化を防ぎやすいです。料金もリーズナブルで手軽に活用できるので、ぜひ利用をご検討ください。