物を捨てられない心理はなぜ生じる?原因と対処法を解説!

この記事の監修
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大久保 篤株式会社トランクルーム東京
資格:整理収納アドバイザー

「物を捨てられない」という心理が生じるのには、原因があります。原因を知ることによって解決策も見え、部屋の整理整頓を行えるようになります。

本記事では物を捨てられない心理が生まれる原因と対処法について解説します。また、物を捨てられないことによるデメリットについてもまとめました。

本記事を読めば、物が捨てられないという悩みを解決できます。物が捨てられず悩んでいるという方はぜひ参考にしてください。

物を捨てられない心理が生まれる原因

物を捨てられない心理が生まれる原因には次のようなものがあります。

  • もったいないと思う気持ちが強いため
  • 思い入れがあるため
  • 決断力に欠けているため
  • 思い出や経験を取っておきたいため
  • 物を捨てる行為に罪悪感があるため

物を捨てられない方は自分がどれに該当するのか考えてみましょう。ひとつひとつの物を捨てられない原因について詳しく解説していきます。

もったいないと思う気持ちが強いため

もったいないと思う気持ちが強いと、物を捨てられなくなってしまいます。「せっかくお金を払ったのに」「苦労して手に入れたのに」といった気持ちから捨てるのを躊躇してしまう方は注意する必要があります。

もったいないと思う気持ちは大事ですが、ときには思い切って不要な物を捨てることも必要です。使う予定がない物をいつまでも取っておくと、その分部屋のスペースを圧迫することになってしまい、生活がどんどん不便になります。

物を捨てない方がむしろ「スペースがもったいない」と言えます。

思い入れがあるため

その物に強い愛着を持っているために捨てられないパターンもあります。たとえば、小さいときから大事にしているぬいぐるみや頑張って集めたコレクション品などです。

思い入れが一番ある物に関しては、無理して捨てる必要はありません。その物があることで元気づけられたり満足感を得られたりするのであれば、捨てない方がむしろ良いと言えます。

ただし、思い入れがそこまで強くないなら、捨ててしまった方が良いです。捨てることによって、1番思い入れがある物をより大事に扱えるようになります。

決断力に欠けているため

決断力に欠けていて物を捨てることができない場合もあります。どれが必要でどれが必要ないのか判断できないタイプです。

また、日々の仕事などで疲れていて、決断することにエネルギーを使えない場合もあります。断捨離を先送りにし続け、片付けが一向に進まない場合もあります。

思い出や経験を取っておきたいため

その物に思い出や経験が詰まっているため捨てにくいという場合もあります。たとえば、旅行に行ったときの写真や学生の頃の成績表や賞状などです。

額縁に飾るなどして大事に取っておいているなら良いですが、押入れの奥で眠っていてほとんど見返さないという場合は、捨ててしまうのもひとつの考え方です。

写真などは捨ててしまっても思い出まで失われてしまうわけではありません。

物を捨てる行為に罪悪感があるため

物を捨てる行為に罪悪感があるという方もいます。「物は大切に扱わなくてはいけない」「ほとんど使っていないのに捨てるのは良くない」と真面目に考えすぎてしまうタイプです。

確かに、物を簡単に捨ててしまうのは、エコの観点から見ても良くありません。しかし、だからといって物を増やしすぎるのは、自分にとってどれが大切な物なのかが分からなくなります。

必要のない物まで購入してしまうと、エコの観点から見るとさらに悪影響を及ぼすことになります。

物を捨てられないことのデメリット

物を捨てないことには次のようなデメリットがあります。

  • 部屋を圧迫してしまう
  • 掃除の負担が増える
  • ストレスが溜まってしまう
  • 体調悪化に繋がる可能性もある
  • 物を更に買ってしまう

このようなデメリットがあるため、物を捨てられない問題は早めに解決することをおすすめします。ひとつひとつのデメリットについて詳しく解説していきます。

部屋を圧迫してしまう

物が増えるとその分部屋を圧迫してしまいます。クローゼットや押入れに収まり切らず、部屋の中に収納することになってしまいます。

ラックや本棚などに収納できるならまだ良いですが、整理整頓が苦手な方だと床に置きっぱなしにしてしまう場合もあります。足の踏み場がなくなってしまい、生活がどんどん不便になっていってしまいます。

掃除の負担が増える

物が多いと掃除の負担が増えます。部屋のラックや本棚が多くある場合、それらを毎回移動させて掃除しないといけなくなります。

掃除の負担が増えると時間と労力が奪われます。また、面倒になって掃除を後回しにしてしまい、部屋がどんどん汚くなっていく場合もあります。

ストレスが溜まってしまう

掃除が面倒になって部屋が汚くなれば、ストレスが溜まってしまいます。

ストレスが溜まると、掃除をする気力がなくなっていき、更に部屋が汚くなるという悪循環に陥ります。そうならないためには、掃除が面倒にならないように物を減らす、という習慣が重要です。

体調悪化に繋がる可能性もある

部屋の掃除をしなくなると、ホコリやカビの温床になってしまい体調悪化に繋がる可能性もあります。風邪を引きやすくなったり、アレルギーになってしまったりする場合もあります。

体調管理のためにもやはり物はできる限り減らしましょう。

物を更に買ってしまう

物が多いと必要な物とそうでない物が区別できなくなり、物を更に買ってしまいがちです。たとえば、服が多いと自分はどんな服が好きなのか分からなくなり、セールなどの機会に手当たり次第に買ってしまう、という問題が起こります。

また、部屋が汚くてストレスが溜まると、衝動買いに走りやすくなってしまいます。

必要ない物まで買うようになってしまうと、お金が貯まらなくなってしまい、人生に大きな影響を及ぼす恐れもあります。

物を捨てられない心理の対処法

物を捨てられない場合の対処法は次の4つです。

  • 明らかなゴミからまず捨てる
  • 1年以上使っていない物は捨てる
  • 保留ボックスを作る
  • リサイクルすることを考える

これら4つを意識すれば、物を捨てる際の心の障壁を取り払えるようになり、片付けも捗るようになります。ひとつひとつの対処法について詳しくみていきましょう。

明らかなゴミからまず捨てる

まずは明らかなゴミから捨てていくことをおすすめします。実際に体を動かして捨てていき、部屋が綺麗になっていく様子を見れば、断捨離する意欲も湧いてくるでしょう。

明らかなゴミとは「汚くなったり破けている服」「使い終わった後の電池やケーブル類」「賞味期限が切れた食品」などを指します。

これらの物を捨てるだけでも、収納スペースに空きを作れるでしょう。

1年以上使っていない物は捨てる

物を断捨離する際は、明確な基準を設けることが大切です。基準を設けることで迷いなくスムーズに捨てていけるようになります。

ただし、基準は明確なものでないといけません。「使えそうな物以外は捨てる」など曖昧な基準の場合、結局捨てる際に迷うことになってしまいます。

おすすめは「1年以上使っていない物は捨てる」という基準です。1年以上使っていない服や家具・家電などは捨てるべきです。1年使っていないのであれば、今後も使わない可能性が高いためです。

保留ボックスを作る

1年以上使っていないけれど捨てられない、という物はひとまず保留ボックスに入れることをおすすめします。保留ボックスは押入れの奥など目に触れない場所に1ヶ月程度収納し、使わないようにしておきます。

こうすれば「その物がなくても生活に支障が出ない」ことを実感でき、捨てる際の心理的ハードルを下げることが可能です。

リサイクルすることを考える

物を捨てる行為に罪悪感が芽生えてしまう場合は、捨てるのではなくリサイクルする手もあります。

メルカリやヤフーオークションなどのフリマサービスを使えば、欲しい人に売れます。フリマサービスを使うハードルが高いなら、リサイクルショップに販売する方法もあります。

また、友人や家族などに譲る手もあります。このように捨てるのではなく、売却したり譲ったりすれば罪悪感を抱かずに済みます。

捨てられない場合はトランクルームの活用がおすすめ

整理整頓したいものの、部屋に物が溢れていてどこから手を付けて良いか分からないという方もいるかと思います。そのような場合は、トランクルームの活用がおすすめです。

トランクルームは月額料金を支払えば、専用の保管場所をレンタルできるサービスを指します。トランクルームに捨てられない物を保管すればひとまず部屋は綺麗に片付きます。

トランクルームに部屋の物を移せば、物を捨てることのメリットを実感できるようになります。生活スペースが増えることの開放感や掃除の負担が減ることの喜びを得られます。メリットを実感できれば、物を減らす作業がむしろ楽しくなってきます。

部屋を整理整頓したいなら『トランクルーム東京』がおすすめ!

整理整頓したいなら『トランクルーム東京』がおすすめです。『トランクルーム東京』は東京を中心に展開しているトランクルームサービスです。

『トランクルーム東京』には次の3つの強みがあります。

  • 利用開始までがスピーディー
  • 料金がリーズナブル
  • エアコン・除湿機完備

ひとつひとつの強みについて詳しく解説していきます。

利用開始までがスピーディー

『トランクルーム東京』は利用開始までがスピーディーです。申込から契約までオンラインで完結します。対面で契約書を記入するなどの手間は不要です。鍵を受け取ったら、すぐに保管場所を使えるようになります。

また、店舗によっては鍵の受け取りが不要で、その日のうちに使える場合もあります。アプリ上のQRコードで施錠する仕組みになっているためです。

部屋の整理整頓は思い立った日に始めることが大切です。「明日やろう」と考えていると、いつまでも片付かなくなってしまいます。『トランクルーム東京』を活用すれば、すぐに整理整頓を行うことが可能です。

料金がリーズナブル

トランクルームを活用したいけど、料金がどれくらいかかるか分からず不安という方もいるかと思います。

『トランクルーム東京』は料金体系が分かりやすいのも強みです。初回のみ鍵の発行料がかかりますが、それ以降は月額料金しか発生しません。

他のトランクルームの場合、事務手数料や敷金・礼金などの費用が発生する場合があり、利用料金が想定よりも高くなってしまう可能性もあります。

『トランクルーム東京』は料金体系がシンプルなので、トータルの費用を抑えやすいです。

エアコン・除湿機完備

『トランクルーム東京』は全店舗にエアコン・除湿機を完備しており、保管場所の温度・湿度は一定に保たれています。そのため、保管した物にカビが生えたり錆が付いたりする心配が少ないです。

たとえば、服や布団類、本などはカビが発生しやすいです。また、家具・家電やアウトドア用品の金属部分は錆びてしまう可能性があります。

『トランクルーム東京』ならこのような物を保管するのにも適しています。

まとめ

本記事では物を捨てられない心理が生まれる理由とその対処法について解説しました。部屋を整理整頓するための心構えがお分かりいただけたかと思います。

部屋に物が多いと、ストレスが溜まってしまいますし、体調悪化にも繋がる可能性があります。また、物を更に買ってしまうことにも繋がり、経済的負担も高まります。

物を捨てるポイントは、明らかなゴミから捨てることです。そして「1年以上使っていない物は捨てる」など明確な基準を設けて捨てていくと、断捨離が捗りやすくなります。

どうしても捨てられないという場合は、トランクルームの活用も検討しましょう。『トランクルーム東京』は利用開始までがスピーディーかつ、手続きが非常に簡単なので、「片付けをつい後回しにしてしまう」という方にもおすすめです。

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