資格:整理収納アドバイザー
クローゼットの中が整理整頓されておらず、どこに何があるのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。洋服はつい溜まってしまう物の1つです。クローゼットの中は定期的に断捨離することが大切です。
本記事ではクローゼットの中を断捨離する手順やタイミング、ポイントについて解説します。
本記事を読めば、クローゼットの中をすっきりさせることができます。洋服の断捨離に興味がある方や、クローゼットを整理整頓したい方はぜひお読みください。
クローゼットの中を断捨離する手順
断捨離は正しい手順で行うことが大切です。クローゼットの中を断捨離する手順は次のとおりです。
- スケジュールを立てる
- クローゼットの中から物を全部出す
- 各カテゴリごとの必要な枚数を決める
- 「残す」「処分」「保留」のボックスを用意
- 断捨離を進めていく
この手順で断捨離を進めれば、間違って必要な物まで捨ててしまったり、途中で捨てるのに飽きてしまったりすることがなくなります。
1つ1つの手順について詳しく解説していきます。
1. スケジュールを立てる
まず、断捨離のスケジュールを立てることが大切です。いつクローゼットの中を整理するのか、具体的な日付を決めましょう。1度日付を決めたら、できれば予定変更しないで下さい。断捨離を先延ばしにしていると、永遠にやらなくなってしまいます。
クローゼットの中だけなら、断捨離は時間がある日に1日で終わらせてしまいましょう。他の場所も整理するなら、何日かに分けて行っても問題ありません。ただし、時間をかけすぎるとかえって面倒になることは念頭に入れましょう。
2. クローゼットの中から物を全部出す
断捨離の計画を立てたら、クローゼットの中から物を全部出してください。全部出さないと洋服の全体量を把握できないためです。
全体量を把握しないと、何を捨てるべきか分からなくなってしまいます。逆に、コートは7枚、シャツは12枚……などカテゴリーごとの量を把握できれば、何が多いのか分かります。
また、クローゼットの奥の方に服が眠っていることに気が付かない場合もあるので、まずは全部の服を取り出しましょう。
明らかなゴミはこの段階で捨てて問題ありません。破れている服や空き箱など、不必要な物はゴミ箱に直接入れます。
3.各カテゴリごとの必要な枚数を決める
クローゼットから全部取り出したら、洋服のカテゴリー分けを行います。
- コート類
- インナー(長袖)
- インナー(半袖)
- 下着
- パンツ
- スーツ
- 晴れ着
などに、カテゴリー分けを行いましょう。そして、各カテゴリごとに何枚必要なのかをメモしてください。必要な枚数を考えるときは、洗濯の頻度も加味します。たとえば、平日に洗濯ができず、土日にまとめて洗濯するスタイルなら、インナーや下着は多めに必要です。
必要な洋服の枚数は「これが正解」というのはなく、自分の生活スタイルに合わせることが肝心です。
4. 「残す」「処分」「保留」のボックスを用意
断捨離の準備として、「残す」「処分」「保留」の3つのボックスを用意しましょう。ボックスは使っていないケースなどで問題ありません。
ポイントは「保留」のボックスも用意することです。「保留」があると、捨てるか迷った物をとりあえず入れておけます。「保留」がないと、断捨離が中々先に進まなくなってしまい、途中で飽きる可能性があります。
5. 断捨離を進めていく
3つのボックスを用意したら断捨離を進めていきます。断捨離は「◯なら捨てる」と自分の中で基準を設けて行うことが大切です。基準を設けた方がテンポ良く作業できます。
たとえば、「1年着ていない物は捨てる」「引っ越し前に買った服は捨てる」「セール時に買った服は捨てる」など明確な基準を設けることが重要です。
逆に「好きになれない服は捨てる」など曖昧な基準で断捨離するのは良くありません。その日の気分で捨てる服が変わってしまいますし、結局何も捨てられない場合もあります。
クローゼットの中を断捨離するタイミング
クローゼットの中を断捨離するなら、衣替えのタイミングがおすすめです。衣替えは毎年必ず行うものなので、そのタイミングで断捨離した方が習慣化できます。
衣替えを行う際はクローゼットから全部取り出し、不要な服がないか確認を行う習慣を付けましょう。こうすれば、服が増えすぎてしまうことを避けられます。
クローゼットの中を断捨離するポイント
クローゼットの中を断捨離するポイントについて解説します。ポイントは次の3つです。
- 思い入れよりも使用頻度を重視する
- 特別な機会に着る服は別の場所へ
- クローゼット自体の掃除も行う
3つのポイントを意識すれば、より効率的に断捨離できるようになります。1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。
思い入れよりも使用頻度を重視する
洋服は思い入れよりも使用頻度を重視して捨てましょう。思い入れがあっても、1年以上着てない服は捨てることを推奨します。「思い入れがある」というのは単なる思い込みかもしれません。
「値段の高い服だから捨てにくい」という場合は売却も検討しましょう。中古ショップに持っていき値段を付けてもらう手もありますし、自分で値段を付けてフリマアプリで販売する手もあります。
特別な機会に着る服は別の場所へ
結婚式やお祭り、子どもの入学式など「ハレの日」に着る服はできれば別の場所に保管したいです。普段着る服と一緒になっていると、どれが必要な服か分からなくなります。
また、たまにしか着ない服は虫食いやカビの被害に合わないように、しっかり管理することが大切です。
「ハレの日」の服を保管する専用のタンスなどがないなら、トランクルームを活用するのがおすすめです。トランクルームに保管すれば、普段着と混同しなくなります。また、トランクルームの中には冷暖房完備されているタイプもあり、大事な服を守りやすくなります。
おすすめのトランクルームについては後ほど解説します。
クローゼット自体の掃除も行う
断捨離を行う際はついでにクローゼットの掃除を行うと良いでしょう。クローゼットがホコリまみれになっていると、洋服にカビが生えやすくなります。ホコリが多い場所は、カビにとって快適に過ごせる場所だからです。
洋服を全部取り出したら、壁や棚にたまったホコリをハンディワイパーで下に落としましょう。落としたホコリは掃除機で吸い取ります。
クローゼットにカビが生えていた場合は、消毒用エタノールを吹きかけ布で拭き取りましょう。カビが内部まで侵食していないなら落ちる可能性もあります。
そして、再度カビが生えないよう、除湿剤を置いたり定期的に換気をしたりしましょう。
クローゼットの中を綺麗に収納するポイント
続いて、クローゼットの中を綺麗に収納するポイントについて解説します。ポイントは次の3つです。
- 詰め込みすぎないようにする
- 統一感を出すことを重視
- ハンガーにかけられない洋服はケースに入れる
クローゼットの中は毎日見るものです。綺麗に収納することで、毎朝気持ちよく服を選べます。その日の気分にも関わってきますので、整理整頓は大切です。
1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。
詰め込みすぎないようにする
クローゼットの中は詰め込みすぎないことが大切です。詰め込むと空気の通り道が少なくなり、湿気がこもりやすくなって、カビが生えやすい環境になってしまいます。
また、詰め込みすぎると洋服を取り出しにくくなります。奥の洋服を取り出す際に、ハンガーに引っかかって破れてしまう可能性もあります。
加えて、単純に見栄えも悪くなってしまいます。そのため、できればクローゼットは2〜3割程度は余白を作るようにしましょう。
統一感を出すことを重視
クローゼットの中は統一感を出すことを重視しましょう。服の種類や色ごとにまとめて並べると、美しいクローゼットが完成します。また、どこにどの服があるか分かりやすくなり、すぐに取り出せるようになります。
ハンガーは同じ種類で統一するのがおすすめです。色や形がバラバラだと、見た目がすっきりしません。
ハンガーにかけられない洋服はケースに入れる
ハンガーにかけられない洋服はケースに入れるようにしましょう。
ハンガー向きではない洋服の例としては、セーターやスウェット、パーカーなどが挙げられます。これらの洋服をハンガーにかけると伸びてしまう可能性があります。衣装ケースに筒状に丸めて並べるのがおすすめです。
反対に、伸びにくいもののシワが付きやすい洋服はハンガーにかけた方が良いでしょう。コートやジャケット、Yシャツなどが該当します。
クローゼットの中に保管しきれないなら『トランクルーム東京』がおすすめ!
断捨離を行っても、クローゼットの中がまだいっぱいになっている、という方もいるかと思います。特にクローゼットが小さい場合、収納できる洋服の枚数には限界があります。
クローゼットがいっぱいの状態で放置するのはよくありません。空気の通り道がなくなってしまい、洋服にカビが生えやすくなってしまいます。カビは一度付着したらなかなか落とすことができません。
そこでおすすめなのが、トランクルームに洋服を保管することです。トランクルームとは、月額料金を支払って自分専用の保管場所をレンタルできるサービスです。クローゼットに入らない洋服をトランクルームに保管すれば、クローゼットに余裕を持てます。
とはいえ、トランクルームにはさまざまな種類があります。その中には洋服の保管に適していないサービスもあります。
洋服を気軽に保管したいなら『トランクルーム東京』がおすすめです。『トランクルーム東京』には次の3つの特徴があるためです。
- エアコン完備で衣類も保管しやすい
- 利用手続きは簡単かつスピーディー
- 利用料金が安い
1つ1つの特徴について詳しく解説していきます。
エアコン完備で衣類も管理しやすい
洋服や布団にはカビが生えてしまう可能性もあります。トランクルームは常温タイプの場合もありますが、洋服を保管するなら注意が必要です。常温だとカビが生えやすくなります。
『トランクルーム東京』は全店にエアコン・除湿機を完備しています。そのため、カビが生えるリスクを下げられます。
エアコンだけでは不安な方は、保管場所に除湿剤を置くのがおすすめです。
利用手続きは簡単かつスピーディー
トランクルームの利用手続きが面倒だと、つい利用を後回しにしてしまいがちです。
『トランクルーム東京』は利用手続きが非常に簡単なのも特徴です。対面で手続きを行う必要がなく、スマホから簡単に契約を行えます。思い立った日にすぐ申し込めます。
また、一部の店舗では保管場所の鍵を受け取る必要もありません。スマホアプリでQRコードを提示し、それで開錠する仕組みになっているためです。鍵が不要な店舗では、最短当日で利用できます。
利用料金が安い
『トランクルーム東京』は利用料金が安いのも特徴です。敷金・礼金などは一切かかりません。初回支払時のみ鍵の発行料が発生しますが、それ以降は月額使用料しかかからず、シンプルな料金体系となっています。
『トランクルーム東京』は利用料金が安い分、手軽に活用できます。もちろん、不必要になったらいつでも解約が可能です。少しでもトランクルームの利用に興味がある方は、ぜひ契約をご検討ください。
まとめ
本記事ではクローゼットの中の断捨離方法について解説しました。断捨離の手順やポイントなどがお分かりいただけたかと思います。
洋服はつい溜まってしまうものですので、定期的に整理しましょう。毎年衣替えのタイミングで断捨離も済ませてしまうのがおすすめです。
断捨離で洋服を厳選すればクローゼットに余裕を持つことができ、毎日気持ち良く服選びを行えるようになります。また、空気の通り道ができて、カビが生えにくくなります。
断捨離しても洋服がまだたくさんあるという方は、『トランクルーム東京』の利用も検討してみてください。『トランクルーム東京』に洋服を保管すれば、クローゼットの中をすっきりさせられます。また、『トランクルーム東京』は全店舗にエアコンが完備されており、洋服にカビが生えるリスクが低いのが特徴です。