資格:整理収納アドバイザー
断捨離が思うように進まなくて悩んでいる、という方もいるのではないでしょうか。不要な物を整理するのには、いくつかコツがあります。
本記事では断捨離の効率的な手順やコツについて解説します。どうしても捨てられない場合の対処法についてもまとめました。
本記事を読むことで、部屋を綺麗に整理でき、快適な生活を手に入れられます。断捨離が進まなくて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
そもそも断捨離とは何か?
断捨離は元々はヨガの言葉です。不要な物を断ち(捨て)、物への執着から離れることにより、快適な人生を手に入れようとする思想です。
断捨離という言葉が一般に広まったのは、作家であるやましたひでこさんが提唱したためです。その後断捨離ブームが始まり、2010年には新語・流行語大賞にもノミネートされています。物だけでなく、仕事や人間関係も断捨離した方が良いと主張する書籍も増えました。
断捨離の具体的手順
断捨離の具体的な手順は次のとおりです。
- Step1.明らかなゴミを捨てる
- Step2.収納から物を全部取り出す
- Step3.必要な物と不要な物に分ける
- Step4.不要な物の処分方法を決める
この手順で進めていくと、断捨離が素早く完了します。また、必要な物まで断捨離してしまう失敗も防ぎやすくなります。
各Stepでやるべきことについて詳しく解説していきます。
Step1.明らかなゴミを捨てる
まずは明らかなゴミを捨てるところから始めると良いでしょう。明らかなゴミとは、次のようなものを指します。
- 使っていないケーブル類
- 使っていない箱
- 破れて着られない服
- 使い終わった電池
こういった物はいらないと分かっていても、つい溜めてしまう方が多いです。クローゼットやタンスにゴミが溜まっていると、断捨離する際に邪魔になるので、ひとまず捨てましょう。
ただし、使い終わった電池などは、自治体で指定された方法で捨てるようにしてください。
Step2.収納から物を全部取り出す
明らかなゴミを捨てたら、整理したい場所から物を全部取り出します。たとえばタンスの中を整理したいなら、すべての段から物を取り出しましょう。
物の全体量を把握しないと、捨てるべきものを見分けられず、必要な物まで捨ててしまう可能性があります。たとえば、古いからという理由で全体量を把握せず服を捨ててしまうと後で、「この服には、捨てたあの服を合わせたかった」と後悔するかもしれません。
全体量を把握することで、このような問題を防ぎやすくなります。
Step3.必要な物と不要な物に分ける
物を全部取り出したら、大きめの段ボールなどを用意して、「必要品」「不用品」に分けていきましょう。
ここでのポイントは、淡々と機械的に行うことです。捨てるのに時間をかけすぎるのは良くありません。仕訳にかけて良い時間は、「1アイテム1分まで」と決めておくと、時間がかかりすぎることがなくなります。
時間をかけすぎると途中で飽きてしまい「続きは明日やろう」と考えてしまいがちです。断捨離は思い立ったその日にまとめてやった方がはかどります。
また、余裕があれば「必要品」を「頻繁に使うもの」「たまに使うもの」に分けておきましょう。分けておけば、クローゼットなどに収納する際に迷わなくなります。「たまに使うもの」はクローゼットの奥に、「頻繁に使うもの」は手前に収納できます。
Step4.不要な物の処分方法を決める
「不用品」をまとめ終わったら、それらの処分方法を決めていきます。物の処分方法には大きく「捨てる」「譲る」「売る」があります。
捨てる場合、自治体のゴミ出しのルールを確認しましょう。自治体によってはゴミの捨て方を検索できるサイトを用意している場合もあるので、活用すると良いです。
売る場合は、中古ショップに持ち込むのか、フリマアプリを活用するのかを決める必要があります。中古ショップに持ち込む方が手軽ですが、高く売れるのはフリマアプリです。フリマアプリでは自分で値段を付けられるうえに、ユーザーに直接販売できるためです。
断捨離のコツ
上記で解説したStepで進めても捨てられない場合、次の3つのコツを意識しましょう。
- 1年以上使っていないものは捨てる
- 判断に困るものは保留ボックスに入れる
- 処分の期限を決めておく
1つ1つのコツについて詳しく解説していきます。
1年以上使っていないものは捨てる
1年以上使っていないものは基本的には捨てた方が良いでしょう。なぜなら、今後も使わない可能性が高いためです。たとえば、1年を通じて着ていない服は、あまり気に入っていないという証拠であり、今後日の目を見ない可能性が高いです。
ただし、一度捨てたら戻ってこないものは慎重になった方が良いです。具体的にはアルバムなどの思い出の品や限定品などです。逆に、捨てても買い直すことが容易なものは、積極的に断捨離しても後悔しにくいと言えます。
判断に困るものは保留ボックスに入れる
捨てるべきか判断に困るものは保留ボックスに入れておき、クローゼットの奥などにしまっておくと良いでしょう。その物がない状態でひとまず生活してみます。1ヶ月ない状態で生活し、問題ないなら捨ててしまうのが良いです。
物をいきなり捨てるのは怖い、と感じる方もいるかと思います。保留ボックスを間に挟むことで、断捨離の精神的負担を減らせます。
特に電化製品や家具などは、いきなり捨てると困る可能性もあるので、それらがない生活を1ヶ月体験し、その後に判断することをおすすめします。
処分の期限を決めておく
「不用品」に仕分けした物の処分の期限を決めておくことも大切です。期限を決めておかないと、いつまでも家に残ってしまい、仕分けしなかったのと同じになってしまいます。
たとえば、コレクション品をフリマアプリで売却する予定だったのに、引き取り手がなかなか見つからないという場合があります。この場合も「1ヶ月経ったら売却を諦めて捨てる」と期限を決めておけば、家にいつまでも残り続ける事態を防げます。
断捨離を行うメリット
続いて、断捨離を行うメリットを解説します。メリットは次の4つです。
- 生活のストレスが減る
- 部屋を広く使える
- 掃除の時間が減る
- 節約にもつながる
断捨離のメリットを知っておくと、モチベーションが湧きやすくなります。1つ1つのメリットについて詳しく解説していきます。
生活のストレスが減る
断捨離を行い物を減らせば、生活のストレスが減ります。物が減ればクローゼットから取り出しやすくなります。また、物を探す時間も短縮できます。
逆に断捨離をしないと、クローゼットから取り出す際に他の物が倒れて壊れてしまったり、探し物が見つからず同じものを2つ買う羽目になったりすることがあります。
このような失敗は地味にストレスになります。ストレスが溜まると仕事や勉強にも影響を及ぼすので、適度な断捨離を心がけましょう。
部屋を広く使える
断捨離することには、部屋を広く使えるメリットがあります。
収納が少ない家の場合、クローゼットや押し入れに物が入らず、ワゴンやラックを使って部屋に収納しているという方も多いかと思います。しかし、それだと生活スペースが少なくなってしまいます。
物の数を最小限にすればワゴンやラックを使う必要がなくなり、生活スペースも広げられます。友達や家族も家に呼びやすくなります。
掃除の時間が減る
断捨離すれば、掃除の時間を短縮できます。物を減らしてワゴンやラックをなくせば、それらを動かして床を掃除する手間が省けます。また、クローゼットからも物を減らせば、ほこりを取り除いたり換気を行ったりする作業も楽になります。
時間を短縮できれば自然と掃除の回数が増え、部屋が綺麗になります。逆に物が多いと掃除を後回しにしてしまい、部屋が汚くなりストレスを感じてしまいます。さらに、掃除しないと、服など大事な物にカビが生えたり、錆びついてしまったりすることもあります。
節約にもつながる
適度な断捨離は実は、節約にもつながります。物を厳選することで、自分には何が必要なのかを冷静に分析でき、余計な買い物をしなくなるためです。
たとえば服を整理すれば、下着や靴下にいたるまで自分に必要な枚数を把握でき、それ以上多く買わなくなります。
加えて、物を減らせばストレスも減るため、衝動買いに走ってしまわなくなります。衝動買いはストレス解消になるどころか、物が増えて生活スペースを圧迫してしまい余計にイライラする原因にもなるので、止めるようにしましょう。
断捨離できない場合は『トランクルーム東京』を活用!
断捨離したいものの、どうしても物を捨てられない、という場合もあるかと思います。特に思い出の品や限定品は本記事でも解説したとおり、捨てるのに慎重になるべきです。
物を捨てることができない場合は、トランクルームの活用がおすすめです。トランクルームとは、月額料金を支払うことで専用の収納スペースを借りられるサービスです。
トランクルームサービスにはさまざまな種類がありますが、その中でもおすすめは『トランクルーム東京』です。『トランクルーム東京』には次の3つの強みがあります。
- 最短即日で利用できる
- 料金がリーズナブル
- 駐車場が完備されている店舗が多い
1つ1つの強みについて詳しく解説していきます。
最短即日で利用できる
『トランクルーム東京』は最短即日で利用することができます。他のトランクルームのように、対面で契約手続きを行う必要がなく、オンラインで申込・契約・支払いができます。
加えて、一部の店舗では鍵の受け取りもする必要がありません。スマホでQRコードを表示し開錠する仕組みになっているためです。この仕組みが導入された店舗では、申込から最短当日で利用できます。
最短即日で利用できるため、思い立ったときに物を整理できます。掃除をつい後回しにしてしまうという方にも、『トランクルーム東京』はおすすめです。
料金がリーズナブル
『トランクルーム東京』は料金が安いのも魅力です。
「物を収納するためだけにお金を使いたくない」という方もいるかもしれません。しかし、『トランクルーム東京』でかかるのは月額料金のみで、敷金・礼金は不要です。初回のみ鍵の発行料がかかりますが、それ以降は月額料金を支払うだけなので、負担を抑えられます。
また、期間や店舗によってはお得なキャンペーンが開催されていることもあります。キャンペーン期間中に申し込めば、初回の利用料を大幅に抑えられる可能性もあるので、チャンスを逃さないようにしてください。
駐車場が完備されている店舗が多い
『トランクルーム東京』は駐車場が完備されている店舗が多いのも強みです。東京都の店舗には駐車場があるので、近くのパーキングを利用する必要がありません。
トランクルームの中には駐車場がないものも多く、パーキング利用料が別途発生してしまいます。また、家具・家電など重い荷物を運ぶのも大変です。
駐車場がある『トランクルーム東京』なら、荷物も運ぶのも楽です。また、店舗によっては駐車場に屋根が付いており、雨の日でも荷物を濡らすことなく運べます。
まとめ
本記事では断捨離のコツについて解説しました。断捨離の具体的な手順や物を捨てられない場合の対処方法などがお分かりいただけたかと思います。
まずは、明らかにゴミと思われるものから捨てていくことが大切です。その後は、収納スペースから物を全部取り出し、全体量を把握する必要があります。後は「必要品」「不用品」の箱を用意して機械的に仕分けしていくだけです。判断に困る物は「保留ボックス」に一旦しまっておき、1ヶ月経ったら捨てるか決めましょう。
物を捨てられないという場合は、トランクルームの活用も検討すると良いです。トランクルームに収納すれば生活スペースが広がり、ストレスも減らせます。トランクルームの中でも『トランクルーム東京』は、料金が安く手軽に利用できるため、ぜひ検討してみてください。