トランクルームで家電を保管できる?利用シーンや劣化させない6つのポイント

この記事の監修
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大久保 篤株式会社トランクルーム東京
資格:整理収納アドバイザー

トランクルームで家電は保管できるのか?

家においていると意外と収納スペースを取ってしまう家電・・・どこかで保管することができればいいですよね!
そこでトランクルームを検討している人も多いはず。ただ、なかには「そもそも家電ってトランクルームに保管することができるの?」と思っている人もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、トランクルームで家電を保管することは可能です。扇風機やストーブなど、シーズンごとの家電を保管して長期的に利用したり、理由に合わせて一時的に利用したりするなど、用途に合わせて使うことができます。まずは、どんなときに家電をトランクルームで保管すると便利なのか、利用するシーンをみていきましょう。

トランクルームで家電を保管するシーン

「収納=家にあるスペースのみで片付けるもの」だと考えている人も多いでしょう。基本的には家に空いている空間があれば、そこを活用することになりますが、収納スペースが確保できない場合は倉庫やトランクルームを借りて保管することになるはずです。

また、収納場所の有無にかかわらず、さまざまな場面に合わせて便利な活用方法があるので、トランクルームの利用が向いているシーンを3つご紹介していきます。

  • 引越しや家の建て替え時に
  • 転勤などで長期的に家を離れるとき
  • シーズンごとの家電を保管する

引越しや家の建て替え時に

家を引越しするときや建て替えるときは、一時的に家具や家電を収納する場所が必要になりますよね。そんなときに便利なのがトランクルームで、1年を超える長期的な利用でなくても、引越しの途中・建て替え工事中のあいだに利用することができるのです。

また、新居に家具を運び入れるときも、必要なものから取り出すことが可能で、新居に持って行く必要がないと判断した家具・家電に関しては引き続き保管しておけたり、捨てるという選択肢を取ったりすることもできますよ。

転勤などで長期的に家を離れるとき

お仕事の都合で住居を離れることになった場合や、留学にいくときなど、長く家を開ける場合はトランクルームへ荷物を移しておくのもおすすめです。不在にしているあいだ、何万円、何十万円と家賃を払い続けることを考えると、コストの面に関して非常に安く抑えることができるのです。

また、無人環境のアパートとは違い、トランクルームはセキュリティ面にも優れているため、安全性の観点から見ても安心して利用することができるでしょう。

シーズンごとの家電を保管する

扇風機やヒーター・こたつなど、季節ごとの家電の収納には意外と広めのスペースが必要になるもの。とくに、解体できない家電の場合は、その製品をまるまるしまっておく場所が必要になります。

シーズンオフの家電に関しては、トランクルームを活用して保管しておけば、家に空きスペースができ、他のもの(本当に収納したいもの)をしまうことができるのでおすすめです。

トランクルームで家電を保管するときに気をつけたいポイント

テレビや洗濯機などデリケートな家電をトランクルームに保管するときは、何の気なしに保管するのではなく、いくつか気をつけるべきポイントがあります。ここからは、保管時に注意したい点をご紹介していきます。

ポイントは次の6つです。

  • 保管場所の環境をチェックしておく
  • 家電はほこりに弱いため清潔な環境で保管する
  • 保管前はクリーニングを忘れずに!
  • 保管できる家電か確認する
  • 家電が壊れることのないように保管する
  • 好きなタイミングで出し入れできるか確認する

1. 保管場所の環境をチェックしておく

電気を動力にしている家電は、高温多湿に弱く、保管する環境に気をつける必要があります。とくに、コンセントの部分に湿気が溜まったり、高温状態が続いたりすると故障の原因になってしまうことも少なくないでしょう。大切な家電を劣化させてしまわないためにも、保管するトランクルームの環境をチェックしておくことが重要です。

とくに、夏場は室内で出あっても温度が高くなりやすいので、エアコンが完備されているトランクルームを選ぶことをおすすめします。

2. 家電はほこりに弱いため清潔な環境で保管する

精密機器である家電は温度や湿度以外意外にもほこりやチリに弱いので、空気の悪い保管場所を嫌います。屋外型のトランクルームなど、どこかほこりっぽいと感じてしまうところもないことはありません。空調の完備はもちろん、施設内の換気や空気の循環ができている場所がおすすめです。あらかじめトランクルーム内を見ておくのも上手く家電を保管するポイントのひとつになりますよ。

3. 保管前はクリーニングを忘れずに!

先ほどもご紹介したように、家電はほこりに弱いため、トランクルームに保管する前は必ずクリーニングをおこないましょう。とくに、冷蔵庫や洗濯機は水気があったり、洗剤が残っていることでカビや菌が増殖したりすることで故障につながる恐れがあるため、トランクルームで保管するときは隅々までしっかりとチェックすることが劣化を防ぐために大切なポイントになります。

4. 保管できる家電か確認する

トランクルームによっては一部の家電が保管できない場合があります。多くのトランクルームでは貴重品や危険物、生き物などの保管を認めていません。石油ストーブや石油ファンヒーターなどの灯油もNGな場合がほとんどなので気をつけましょう。

5. 家電が壊れることのないように保管する

トランクルームに家電を保管する際は、家電が壊れることがないように注意する必要があります。たとえば、他の荷物の上に家電を載せて収納すると、落ちて壊れてしまう恐れがあります。上に載せた方がスペースを節約できますが、無理な収納方法は止めましょう。

6. 好きなタイミングで出し入れできるか確認する

トランクルームによっては好きなタイミングで出し入れできない場合があるので、注意が必要です。スタッフが荷物の出し入れを行う宅配型のトランクルームの場合は、要注意です。

荷物を取り出す際にスタッフに連絡しないといけないので、すぐには取り出せません。家電がすぐに必要になった場合に困ってしまいます。また、取り出す際は手数料も発生します。

家電別:保管する際のポイントやクリーニング方法

続いて、家電別に保管する際のポイントや保管前にクリーニングを行う方法について解説します。次の6つの家電についてみていきましょう。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • テレビ
  • 扇風機
  • 加湿器
  • パソコン

冷蔵庫

大きくて面積を取る冷蔵庫は、使っていないのならトランクルームに保管することをおすすめします。冷蔵庫は遅くとも、2〜3日前には使用を止めて搬入の準備を終わらせましょう。

まず、製氷機が付いているなら掃除して電源を抜きます。電源を抜くと氷が溶けて水受けタンクに水が溜まるので、水を捨てましょう。

さらに、冷蔵庫内の掃除を行います。十分に掃除しないで保管すると、食べ物の残りが原因でカビが生える恐れがあります。アルコールスプレーでしっかり除菌するのがポイントです。掃除完了後は、扉を開けて乾燥させましょう。

冷蔵庫を保管する際も、扉を開けておいた方がカビの心配が少ないです。中に乾燥剤を入れておくと更に安心できます。

洗濯機

洗濯機も搬入する2〜3日前にはクリーニングを済ませましょう。まず、洗濯機周辺の汚れを水拭きでしっかり取り除きます。

次に、洗濯槽の掃除を行います。専用のクリーナーがホームセンターなどで売られているので、それを使いましょう。できれば2〜3回おこなうと、カビ繁殖の心配が少なくなります。

次に、水抜きを行い、給水ホースと排水ホースの水を出し切ります。水抜きが終わったら、蓋を開けて乾燥させましょう。

洗濯機を保管する場合も、やはり蓋は開けておく方がカビ対策になります。

テレビ

テレビはホコリを取り除いたうえで保管することが大事です。ホコリはカビの栄養源になるので、他の家電にまで影響を及ぼす可能性があります。

まず、コードの差し込み口や通気口のホコリを掃除機で吸い取ります。そして、周りに付着したホコリや汚れを綺麗に取り除きます。

続いて、画面の掃除を行います。画面掃除は慎重に行い、液晶を傷つけないようにしましょう。画面は柔らかい布で優しく拭き取るように掃除するのが基本です。

テレビを保管する際は、画面にカバーをかけておくと、荷物同士の接触により画面が割れてしまうのを避けられます。

扇風機

季節家電である扇風機はトランクルームに保管する方も多いと思います。扇風機は使用していると羽根やカバーにほこりが多く付着するので、雑巾でしっかり取り除いてください。扇風機の場合、カビだけでなく錆びの発生にも気をつける必要があります。

扇風機を保管する際は、購入時の箱かカバーに入れて劣化を防げるようにしましょう。

加湿器

加湿器もクリーニングしてから保管する必要があります。ただ、加湿器に関しては製品によってお手入れ方法が変わるので、説明書をまずは確認しましょう。加湿フィルターとタンクの洗浄を行って乾燥させるのが基本的な流れですが、細かい方法は製品により異なります。

加湿器を保管する際もやはり、購入時の箱に収納するのがおすすめです。

パソコン

パソコンは、まずデータのバックアップを取る必要があります。トランクルームに搬入する際に衝撃を加えてしまうと、データが消失する恐れがあるためです。

次に、通気口などのホコリをしっかり取り除きましょう。キーボードの隙間に入ったゴミも、エアダスターなどで取り除くことをおすすめします。

パソコンを保管する際も、カバーをかけておき、錆びなどの被害から守ることが大切です。また、パソコンは半年以上電源を入れないと壊れる可能性があります。長期間保管する場合は、半年に一度電源を入れることをおすすめします。 ただ、トランクルーム内での作業は原則禁止されているので、一度外に出して作業する必要があります。

家電の保管にはトランクルーム東京がおすすめ

トランクルーム東京

大切な家電を保管するとなれば、信頼できるトランクルームを選びたいものですよね。荷物保管に特化したトランクルーム東京なら、保管環境はもちろん、セキュリティや運搬の面でも利点が多く、快適に利用することができるでしょう。

トランクルーム東京は次の3つの強みを持っています。

  • エアコンや除湿器が完備されていて保管環境が優れている
  • 重たい家電の出し入れも負担を減らしておこなうことができる
  • セキュリティ体制万全で安心して家電を保管できる

エアコンや除湿器が完備されていて保管環境が優れている

トランクルーム東京では、24時間エアコンが完備されているため、一年を通して温度管理されています。また、店舗によっては室内や施設内の空気を除湿させる除湿器や、施設内の空気を循環させるエアサーキュレーターが設置されているため、保管に快適な環境の中で家電を保管することができるのです。

現在は2店舗に設置済みで、今後は全店舗に設置が予定されているため、家電の保管に適しているトランクルームと考えてもいいでしょう。

重たい家電の出し入れも負担を減らしておこなうことができる

冷蔵庫やテレビなど、いくら軽量になってきているかといって、家電は重たいものです。トランクルームで保管するとしても運び込むのが大変であれば、シーズンごとの家電を保管するとなると一回にかかる労力が大きくなります。その点、トランクルーム東京では、荷物の出し入れにかかる労力を減らすために、エレベーターや台車が用意されているのです。

また、東京都内では珍しいことに全店舗に駐車場が完備されているので、家電を保管するにはぴったりでしょう。

セキュリティ体制万全で安心して家電を保管できる

大切な家電を保管するときは、セキュリティ体制をチェックしておくことも大切です。トランクルーム東京では、ALSOKが監視する防犯カメラの設置や警備会社との提携、登録された契約者以外の利用はできないといった万全な管理体制が整えられているため、安心して家電を保管することができるでしょう。

最後に

引越しや建て替え時など一時的に荷物を移動させないといけないときや、長期的に家を留守にするときなど、トランクルームを活用して家電を保管するのがおすすめです。ただし、家電はデリケートなので、保管環境のいいところを選んだり、きちんと掃除をしてから保管したりすることがポイントになります。

どこのトランクルームを利用しようか迷ったときは、この記事でご紹介しているトランクルームを利用してみてくださいね。 

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